ホルモン治療 悪化の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
10年来妊娠されず、45歳より不妊専門クリニックにてホルモン治療されています。現在47歳でAMHの数値も良いので、採卵をして杯盤胞まで成長して着床まで行くとのことですが。。。簡易法で採卵、ピルでリセットを繰り返されている間に、持病のアトピーが悪化してきたそうです。
去年の年末くらいから指も曲げられないくらいの浸出液がでて、手首や肘や首・顔の上部の炎症が激しくなっていました。
アトピーが悪化されても採卵は続けられますが、結果は思わしくありません。一度ホルモン治療はお休みされることになりました。そしてアトピー相談を漢方で頑張りましょうとお伝えして、漢方薬も皮膚症状改善を中心にしました。
漢方の服用と外用など、大変頑張っていただきました。そして5月になり体調も良くなられ、そのおかげで皮膚が以前のきれいな色艶に戻ってきました。ご本人は、「今までアトピー治療はステロイドを塗って凌いでいましたが、何とか漢方と養生法で体質改善できたらと思って頑張った甲斐があった」とおっしゃっていただきました。
来月に杯盤胞を移植するご予定です。
ホルモン治療は体に「熱」をこもらせたり、「腎」に負担を掛けるといわれます。これが、持病のアトピーのコントロールがしにくい状況へと陥ります。
漢方と外用と食事睡眠など総合的にされています。そして次回の移植に向けて、妊娠準備のを再開していただいた状況です。ご本人も大変前向きになっていただけたこと、嬉しく思っています。
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